おすすめアイテムは、メリノウール!?

写真: 竹下充編集長

―とはいえ、アウトドア初心者がいきなりキャンプフェスに行くのは不安もあると思います。

もちろん、はじめてのキャンプだとしたらいろんな心配があると思いますが、普通にキャンプするよりもキャンプフェスでキャンプデビューした方が楽だと思うんです。フェスだと昼間は音楽が楽しめるし、キャンプでご飯を作る道具を持っていなくても、会場内でおいしいご飯やお酒を買うことができるので。

―キャンプデビューがフェスでそこからキャンプにハマる人も多い気もします。

そう思います。キャンプフェスなら寝袋とテントとライトとか、必要最低限のものがあれば過ごせるし、最悪困ったらインフォメーションにはフェスのプロが待機していますし。そこから、キャンプに慣れたら料理をするのもいいし、テントをかっこよくしたり、キャンプメインでゆったり過ごしたり。だんだん楽しみ方を増やしていくみたいな。とにかくはじめてのキャンプには、キャンプフェスが最適だと思います。

―持って行くものの話がありましたが、竹下さん的にこれがあれば便利というアイテムってありますか?

基本的な持ち物は、他の特集記事でも紹介しているということなので、個人的に一押しなのが、メリノウールのTシャツです。メリノウールというのは、メリノ種という羊の毛から取られた天然素材なのですが、とにかく着心地がいい。フェスやアウトドアって汗をかくことが多いので、普通のTシャツだと夕方にはべとべとしちゃって、しかも着替えられないなんてこともあると思うのですが、メリノウールならキャンプで二日着ても、匂いもつきにくいし、着心地もキープされるんです。

―すごく気になります。値段は高いのですか?

もともとはハイスペックな登山用アイテムとかに使われる素材なので、普通のTシャツよりはもちろん高いですが、騙されたと思って今年のフェスで1枚試してみてください。

―そこまで言うなら試してみます(笑)。

写真: GO OUT

あとフェスに行く人は、雨具はしっかり準備しても、防寒着を忘れがちです。ユニクロのウルトラライトダウンでも、なんでもいいので防寒対策のアイテムを鞄にいれておくことをおすすめします。春フェスはもちろん、夏フェスだって夜には冷えるということがよくあるので。

アウトドアのプロが選ぶ今年のおすすめフェス

写真: 竹下充編集長

―最後に竹下さんが今年楽しみにしているキャンプフェスを教えてもらっていいですか?

なかなか絞りきれないので、5〜6月に開催するフェスの中から3つほど選ばせてもらうと、まずは、僕たちがやっている「GO OUT CAMP in 猪苗代」。福島県の天神浜オートキャンプ場というところで6月に開催されるのですが、国定公園での開催も珍しいし、何と言っても景観が最高です。キャンプと音楽の割合がちょうどよくって、気持ちいい人数で楽しめるイベントになっているのでぜひ。

GO OUT CAMP in 猪苗代

日程:
2018/6/1(土) - 6/3(日)
場所
福島 天神浜オートキャンプ場

次の紹介したいのは、長野県で開催される「TAICOCLUB'18 」。個人的に初回から遊びに行っていたんですが、最近は「GO OUT CAMP in 猪苗代」と日程が重なっていけなくなってしまったんです。でも今年は最後の開催ということで選ばせてもらいました。会場のサイズ感もちょうどよくて、すぐテントにも戻れる。おしゃれな人が多いので、それも魅力ですね。駐車場からテントサイトまでは歩くので、キャンプの荷物が多いグループはカートがあった方がいいですよ!

TAICOCLUB'18

日程:
2018/6/2(土)- 6/3(日)
場所
長野 こだまの村キャンプ場

最後に紹介するのが、5月に山梨県で開催される「道志村キャンプNatural High!」。まず会場になっている道志の森キャンプ場の環境が素晴らしくて、自然に近い形でキャンプができます。自然について考えたり、ワークショップが楽しめたり、他にもトークショー、もちろん音楽も。絶妙なインディー感があって、目からウロコ音楽にも出会えるキャンプフェスです。

道志村キャンプNatural High!

日程:
2018/5/26(土)- 5/27(日)
場所
山梨 志の森キャンプ場

竹下 充(たけした みつる)
2007年、『GO OUT』創刊編集長に就任。2013年から『THE DAY』編集長として指揮を執るかたわら、「TOKYO OUTDOOR SHOW」実行委員も兼任し、さまざまな角度で"外遊び"を仕掛けている。

Text:Festival Life
Photo:Festival Life / オフィシャル提供

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