「フジロック」はどうなる!? 2018年気になる洋楽アクト

パール・ジャム 「ザ・フィクサー」

SNSで「フジロック」への出演が予想されていたベック、ノエル・ギャラガー、マイブラ、NINといったアーティストが揃ってサマソニ&ソニマニに出るということで、今年の「フジロック」は番狂わせが起きるのではないかと期待しています。まずワンチャンを願いたいのがグランジの生ける伝説パール・ジャムで、7月14日の「NOS Alive」でヨーロッパ・ツアーを終えた後は、8月の地元シアトル公演までスケジュールは空白です。昨年12月、バンドとシカゴ・カブスの108年ぶり優勝を追ったドキュメンタリー映画『レッツ・プレイ・トゥー』が日本でも公開され大きな話題となったので、2003年以来となる悲願の来日公演が行われるならば、きっと日本中のロック・ファンが泣きながら苗場に駆けつけることになるでしょう。

パール・ジャムと同様に、欧米とアジアでの人気格差が激しいと言われるUKのモンスター・バンド=デペッシュ・モードも、現時点では7月25日のドイツ・ベルリン公演がツアー最終日となっているので日程的に不可能ではなさそう。また、7月にロンドン・ハイド・パークにて40周年を記念したライヴを行うザ・キュアーは、2007年と2013年の「フジロック」に出演実績がありますし、ポール・マッカートニー、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、U2といった、日本のフェスには一度も出ていないウルトラC級のレジェンドも一度は苗場で拝んでみたいものです。

上記はあくまで筆者の願望なので責任は持てませんが、米デラウェア州の「Firefly Festival」にヘッドライナー出演(表舞台に帰ってくるのは2014年11月ぶり!)が決まったアークティック・モンキーズ、昨年11月の横浜アリーナ2デイズで新たなモードを見せつけたミューズ、過去にザ・ホワイト・ストライプスやソロでも出演経験のあるジャック・ホワイトは現実味があるかも。2001年にはいち早くエミネムをヘッドライナーに抜擢していた「フジロック」だけに、ヒップホップ/R&B枠では毎年オファーを出し続けているというケンドリック・ラマーや(ドタキャンが怖いけど)カニエ・ウェスト、フランク・オーシャンあたりが来日すれば新規のフジロッカーもグッと増えそうです。

Starcrawler - I Love LA (Album de la Semaine)

最後に、昨年末〜今年にかけて単独来日公演を行った(行う)アーティスト/バンドで、かつ去年の「フジロック」に出ていないアクトは大いに期待して良いでしょう。12月に東京・渋谷のWWWで一夜限りのライヴを行ったフューチャー・アイランズについては、「フジロック」を主催するスマッシュが思わせぶりなツイートを投稿していましたし、つい先日ジャパン・ツアーを行ったマック・デマルコとキティー・デイジー&ルイスも、MCで「またすぐ帰ってくるよ!」と発言していました。

ニューカマーでは、日本人のティーンエイジャーがヴォーカルを努める謎のポップ集団、スーパーオーガニズム(2月5日の来日公演は早々と完売!)と、3月に怒涛の初来日ツアーを行うロックンロールの新星=スタークローラーにもご注目。どちらもライヴは未知数ですが、大観衆が集まるフェスの舞台に立てば、日本でも一躍人気に火がつくはずです。泣いても笑っても、第1弾アーティストの発表はまもなく。あなたもぜひ、「フジロック」の出演者を予想しながらフェス・シーズンを楽しんでみませんか?

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※出演者情報は2018/1/25時点

Text:Kohei UENO
Top Image:Aflo