2018年がスタートし、国内4大フェス(「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、「FUJI ROCK FESTIVAL」「SUMMER SONIC」、「RISING SUN ROCK FESTIVAL」)を筆頭に各地でフェスの開催が決定しています。今年はどんな熱演が見られるのでしょうか。まだ出演者を発表していないフェスも多いものの、希望的観測も含めた注目の国内アーティストをジャンル別にご紹介します!

ソロ・アーティスト

米津玄師 「ピースサイン」

まず注目したいのは、昨年DAOKOとのコラボ曲「打上花火」やハチ名義での新曲が話題になった他、11月には菅田将暉らも迎えた最新アルバム『BOOTLEG』をリリースして名実ともに若手アーティストを代表する存在となった米津玄師。2016年は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」で2番目の規模を誇るLAKE STAGEの大トリとして出演していただけに、今年は同フェスのメインステージへの出演もあるかもしれません。また、彼と「打上花火」でタッグを組んだラップシンガーのDAOKOも、昨年12月に岡村靖幸らを迎えたメジャー2作目『THANK YOU BLUE』を発表。この作品はメジャー・デビュー以降の活動を総括するような作品でもあったために、これからどんなモードになっていくのか楽しみです。「UP ALL NIGHT x DAOKO」で共演を果たしたベックが「SUMMER SONIC」への出演を決めているため、ここで両者のコラボレーションが見られる可能性もあるかもしれません。

ベック 「アップ・オール・ナイト x DAOKO」

ロック・バンド

CHAI「N.E.O.」

ロック・バンドでは、昨年デビュー作『PINK』が話題を呼んだCHAIが主要フェスを席巻しそう。彼女たちの最大の魅力はフレーズの妙を生かしたグルーヴと、誰の心にもあるコンプレックスを笑い飛ばしてくれるような歌詞。既に出演が決定している「VIVA LA ROCK」を皮切りに、昨年のSuchmosや水曜日のカンパネラのように、多くのフェスで観客を湧かせてくれるでしょう。他には、昨年TVドラマ『あなたのことはそれほど』の主題歌で注目を集め、「SUMMER SONIC」で初ライブを行なった神様、僕は気づいてしまったや、今年メジャー・デビューを果たすLucky Tapes、そして昨年メジャー・デビュー作を発表したKing Gnuにも注目を。King Gnuは「VIVA LA ROCK」への出演が決定しています。

神様、僕は気づいてしまった 「TOKIO LIAR」

フェスは終わりとはじまりの場所でもあります。2018年7月での解散を控えるチャットモンチーが、地元徳島で開催する「チャットモンチーの徳島こなそんそんフェス2018 ~みな、おいでなしてよ!~」は、武道館でのラスト・ライブ後、地元にて行なわれる正真正銘のラスト・ライブになる可能性が高く、ファンならずとも注目の公演と言えるはず。一方、元Galileo Galileiの3人にこれまでサポートを務めてきたDAIKIを加えて結成された新バンド、Bird Bear Hare and Fishは、5月にさいたまスーパーアリーナで行なわれる「ANI-ROCK FES.2018『ハイキュー!! 頂のLIVE 2018』」で初のフェス出演が決定。バンドの初ライブとなる恵比寿リキッドルーム公演も売り切れ必至のため、注目のライブになりそうです。

チャットモンチー「Magical Fiction」

エレクトロ/ダンス・ミュージック

m-flo 「come again」

近年のEDMブームなどもあってロック/ポップ・フェスでも大きなスロットでの出演が増えたクラブ・シーンでまず注目したいのは、デビュー20周年を迎えてLISAを含むオリジナル・メンバーでの再結成を果たしたm-flo。既に2017年~2018年をまたぐ形でのカウントダウン・パーティーでこの編成でのライブも披露していて、その姿が夏フェスでも観られるかもしれません。また、2月に初ソロ・アルバム『Digital Native』を発表した中田ヤスタカのフェス出演にも期待。近年の彼は米津玄師や海外アーティストとのコラボを含む自身の楽曲やPerfumeの「If You Wanna」などでフューチャーベースを筆頭にした最先端の音楽を取り入れてより進化を遂げているため、刺激的なセットを繰り広げてくれそうです。

中田ヤスタカ 「Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)」

若手アーティストでは、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が立ち上げたファンサイト「新しい地図」の会員向け特典CD「Join!」を手掛けるなど近年活動の幅を拡大しているbanvoxにも注目を。もともとトラップやR&Bなどを基調にしたライブ映えするパフォーマンスに定評があるアーティストでもあるため、フェスに出演すれば大観衆をぶち上げてくれることでしょう。また、昨年2年連続のフジロック出演を果たして深夜のレッドマーキーを湧かせたyahyelは、3月に新作『Human』を予定。リリース以降は夏フェスに出演する可能性も高いため、宇多田ヒカルのMVなどで監督を務めた山田健人によるVJを加えた唯一無二のライブでよりファン層を広げていくかもしれません。

yahyel「Rude」

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